GASを使ってGamilのメールを内容に応じてLineworksのトークに送るスクリプトを作ってみました
先日、会社のメールに定期的に送られてくるものを自動でLineworksのトークに送れないものかと考えていて、一応実用段階になったので投稿します。
このようなアプリはLineworksのアプリにもあるのですが、いかんせん有料なのがほとんどで零細企業のうちとしてはそんなのにお金はかけられない。(T_T)
ならばと思い、試行錯誤をして作ってみました。
今回作ったのは次の2つです。
一つ目は、会社メールアドレスに来たメールの添付ファイルを画像に変換してトークに送るです。
会社メールアドレス宛に、毎日決まったところから1通届きます。
このメールにはPDFファイルが1つ添付されていて、今までは社員が添付ファイルを保存してトークに貼り付けていました。
ここで問題点は、(1)必ず人が介在する。(2)12月頃のアップデートによりAndroidでPDFファイルが開けなくなった。
この添付ファイルは休日関係なく届く上、必要に応じて休日関係無く見たい人がいる。
そこで、自動化&画像に変換する仕組みを作ったわけです。
やったことは、
(1)会社のメールに届いたものをOutlookのルールを使ってGmailに転送する。
(2)GASのトリガーでメールチェックを行い、条件に一致したら処理を実行する。
(3)PDFからPNGへの変換は外部APIのCloudConvertを使う(1日10件までは無料でできるらしい)。
(4)CloudConvertが変換してくれた画像をトークに送る。
今のところ、うまく動作しているのでこのまま様子を見たいと思っています。
これで人が介在しなくとも、PCを1台動かしっぱなしにすれば自動でやってくれるようになりました。
二つ目は昨今必須になったアルコールチェックの関係です。
会社では出勤・退勤時にアルコールチェックを行っていて、万が一アルコールが検出されるとアルコールチェック用のPCからアラームが出るのと同時に担当者にメールを送るようになっています。
担当者が社内にいれば良いのですが、不在であった場合やメールチェックは日に数度の場合が多いため、緊急時の対応が難しい時があります。
そこで、Lineworksのトークに送ればメールよりもタイムリーに担当者が気づくのではないかと思い、作ったものです。
やったことは、上述したものとほぼ同じで、
(1)アルコールチェックの機械から検出時に送るメールをGmailにも送る。
(2)GASのトリガーでメールチェックを行い、条件に一致したら処理を実行する。
(3)GASでは送られてきたメールの本文と添付画像(アルコールチェック時の写真)をトークに送る。
ここでは、アルコールチェック用のPCから直接メールを送ってくれるので他のPCは不要です。
こんな感じで、自動化ができるということは非常に助かります。
これを作るうえで、GeminiとChatGPT、ネット検索をさんざんしまくりました。
特にGeminiには大変お世話になりました。
一方で、LineworksAPIがVer2.0で・・・とか送り先のurlが異なるという情報が多々あったため、このあたりに非常に時間をとられました。
まあそれでも正味2日ほどで作れたので良しとしましょう。
今回の件は、他にも応用できそうなので勉強になりました。
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